こんにちは。大阪市東住吉にある、ケアプランセンター心花です。
介護の仕事というと、利用者さまの食事や移動、サービス調整を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろんそれは大切な業務です。けれど実際の支援は、ご本人だけを見て進められるものではありません。ご家族がどこで困っているのか、何に迷っているのか、どこまで負担を抱えているのかによって、同じ支援でも進み方は変わります。
家族への支援にも目を向けることは、支援のあり方そのものを見つめ直すきっかけになります。
本人だけでは見えない
ご本人に必要な支援が見えていても、それだけで話が進むとは限りません。
たとえば、通所サービスが生活に合っているように見えても、ご家族が送迎の流れを負担に感じてしまっていては成り立ちません。また、訪問介護が必要な状況でも、家の中に他人が入ることへの戸惑いが残っていることも少なくありません。
こうした場面では、ご本人の意向を大切にしながらも、ご家族の負担や生活状況をあわせて見ていかないと、支援を始めても継続していくことが難しくなります。
🌿 目を向けたい場面
✅ ご家族が何を負担に感じているか
✅ 生活のどこで無理が出ているか
✅ 支援を受け入れにくい理由は何か
ご家族の話を聞くことで、支援が進みにくい理由や、生活の中で負担になっている場面が見えてきます。
そのうえで、送迎の方法を見直す、サービスの導入を段階的に進めていくなど、無理なく続けられる形を考えていくことが大切です。
家族から必要な支援が見えてくる
家族支援では、今どんなことに困っているのかを整理し、具体的な対応や必要な支援を一緒に考えていく視点も必要になります。
たとえば、ご家族から今後の生活への不安を口にされている場合、その背景には、これまで家族で対応してきたことを続ける難しさや、服薬管理、転倒予防、見守り、食事準備などに関する具体的な困りごとが隠れているかもしれません。
そうした話を丁寧に聞いていくことで、ご本人の生活のどこに支援が必要なのかが見えやすくなります。本人への支援とご家族への支援はつながっているのです。
🍀 ご家族から聞きたいこと
✅ 以前と比べて何が変わったか
✅ 家族が特に困っている時間帯はいつか
✅ 今の支援で足りていること、足りないことは何か
こうしたことを整理していくと、介護の仕事は、ご本人とご家族の暮らし全体を支える仕事へと広がっていきます。
研修が見方を広げる
家族支援まで考えられるようになるには、経験だけに頼らないことも大切です。目の前のケースをその都度こなすだけでは、考え方が偏ってしまい、新しい気づきが得にくいものです。
どこに着目すればよかったのか、どう整理すると支援しやすくなるのかを振り返る機会があると、次のケースでの判断が変わってきます。
ケアプランセンター心花には、地域のサービス提供事業者とのつながりがあり、他職種連携を進めやすい土台があります。
さらに、さまざまな困難事例に対応してきた経験から、自立支援の考え方やご家族への視点も含めて支援を考えていくことを大切にしています。本人の状態だけでなく、ご家族の状況も見ながら支援を考えていくには、社員教育や研修の積み重ねが欠かせません。
🌼 研修で深まること
✅ ご本人の状態を生活全体で捉える視点
✅ ご家族の負担を整理して見る視点
✅ 連携を前提に支援を組み立てる視点
知識が増えるだけではなく、見方が増えること。そこに、仕事の幅が広がる実感があります。
支援の広がりが力になる
大阪市東住吉区で居宅介護支援を行うケアプランセンター心花では、要介護認定を受けた方へのケアプラン作成や関係事業者との調整、相談支援を行う中で、ご本人だけでなくご家族も視野に入れた支援を大切にしています。
介護の仕事の奥深さは、担当する業務で決まるものではありません。利用者さま本人だけでなく、ご家族の状況も含めて支援を考える点にあります。
地域とのつながり、他職種連携、困難事例への対応経験、自立支援の考え方。こうした積み重ねが、支援の質の向上につながっています。
支援の視点を広げたいと考えている方にとって、こうした考え方や取り組みは、ご自身の働き方を考えるうえで大きなヒントになるはずです。
ご本人とご家族の暮らしを支えるケアマネジャーの仕事に関心のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
